車を降りて一時間半。
そこは、日本で一番極地に近い場所。

遮るものは何もない、
目の前に広がる奇跡の風景。

いつ来ても、
何度来ても、
見飽きない。
万華鏡のように移り変わる大自然の景色。

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乗鞍岳は、2702mの畳平までバスでアクセスすればそこから約1時間半で頂上小屋のある剣ヶ峰山頂に登頂できてしまう、お気楽簡単登山ができる日常に非常に近い山です。毎年、登山シーズンには年齢を問わず多くの方で賑わいます。
しかし、剣ヶ峰は3000m級の独立峰で西風の影響を強く受け、山頂は時に風速30mを越すこともある過酷な環境です。長い過酷な冬と短い夏のおかげでここを日本で最も極地に近い場所と呼ぶ人もいます。南極大陸の越冬隊が派遣前の最終訓練で滞在するのも乗鞍ですし、研究者が極点に近しい環境を求めて訪れることもあります。車で簡単にアクセスできるのに、手つかずの自然の力が圧倒的に強く残っている環境は、世界中でも稀と言えます。
山頂は駐車場から近く比較的軽装で登頂する方もいますが、突然の雨でずぶ濡れになることも、雷が鳴り怖い思いをすることもあるでしょう。山頂は荷物は人力で持ち上げるしかなく、当然インフラや水洗トイレも完備されていません。トイレは携帯トイレで、排泄物を自分で持ち帰っていただくため、お子さんはだいたい驚きます。すぐに日常に戻れるからこそ、この場所での登山や失敗を通して、普段で出来ない様々な経験をし、突然の災害等での環境の変化に対応力を身に着けていただければと思います。

 

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