近況リポート:No.1

景色

11月14日に位ヶ原山荘の小屋責任者である六辻さんに同行して位ヶ原辺りまで行く予定でしたが標高2300mからは2人では除雪もままならず一旦引き返し後日を期すことにしました。
17日の夕方迄がこの期間ではエコーラインを使える最後になるのではと判断し再度、六辻さん一行に同行させていただきました。その時の記録の一部を近況リポートとして紹介しました。
この日は午前11時30分に位ヶ原山荘を出発し位ヶ原登山道を冬季ライチョウ調査の下見などもしながら宝徳霊神バス停を経てエコーラインを歩き大雪渓の標高2700m付近に午後1時に到着しました。
途中、調査の下見のためにルートを外したり撮影に時間を使いはしましたが今季初めてのスノーシューイングであったこともあり夏の倍以上の時間が掛かりました。積雪量がまだ不十分で岩の間に落ち込んだり、樹木の枝にストックが挟まったりと言ったことも時間を要する原因になりました。肩ノ小屋バス停付近から上部は雪もしまりスノーシューのクラポンが確実に雪面を捉え気持ちの良いハイクが楽しめました。
下山は下見を兼ねて位ヶ原山荘までエコーラインを歩きましたが、風向きの関係で雪が付いている所と無い所が交互に出来ているため非常に歩き難い状態でした。今後の積雪で状況は好転していくのではと予測していますが、このコースを本来の持ち味で安全に楽しむのはクリスマスの位ヶ原山荘の開業まで待つのが良いのではと思いました。
◎位ヶ原登山道の記録/参考・比較のためにストックの記録から近い箇所をピックアップ

2007年11月17日

位ヶ原へ取り付いた辺りから展望する剣ヶ峰

標高2500m付近から展望した大黒・屋根坂の尾根下と槍・穂高

エコーラインの標高2400~2200m辺り

11月17日の位ヶ原山荘正面

2007年2月20日

11月17日の写真に見える樹木がすべて雪の下

厳冬期の大黒・屋根坂尾根等の下部と槍・穂高

2400m付近から11月17日の写真辺りを展望

厳冬期の位ヶ原山荘正面

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